先進セルロース材料共同研究講座は、これまでのセルロース材料を見直し、新しい視点からの材料開発を推進しています。
「共同研究研究講座」とは、企業と大学の研究者が共通の課題解決を目的として、企業をスポンサーとして大学内に設置された講座(研究室)です。
☆広島大学共同研究講座制度とは(広島大学公式ページ)
☆スポンサー企業:マナック株式会社
共同研究講座からのお知らせ
- 「先進セルロース材料共同研究講座」は、広島中央サイエンスパークにある、広島大学産学共同研究オフィスの建物に新規で設置しました。研究室の整備はまだ途中ですが、近くには、様々な装置・設備が整っている広島大学デジタルものづくり教育研究センターがあります。
- 「先進セルロース材料共同研究講座」 では、国内で数万トンの市場がある木質系フィラー(木粉やパルプ)用いたセルロース系樹脂複合材料を中心に、新たな視点を取り入れた技術開発を推進します。共同研究講座では、10年以上前から関心が高いものの、コスト的に市場展開が困難で、費用対効果が低いナノセルロース(セルロースナノファイバー)で得られた知見も活かしながら、スポンサー企業の蓄積技術・ノウハウも取り入れて、新たな製品分野に展開できる技術開発を目標に進めていきます。
- 「先進セルロース材料共同研究講座」 では、40年以上前に、技術開発された木材プラスチック複合材料を中心に、その高度化とメカニズム解明に関して研究開発を進めています。木材プラスチック複合材料は、木粉やパルプとポリプロピレン等の樹脂を複合化した材料です。木材プラスチック複合材料はCO2を固定化した再生型資源である木材の高度利用技術です。木材由来の木粉やパルプの複合化割合は50%以上が基本で、自動車部材や家電部材に応用することで、製品として長期間、CO2を固定化することができます。直接的マテリアルリサイクル(水平リサイクル)も可能です。
新着情報新着情報
- 2025年4月11日
- 「講座トップページ」を更新しました。
- 2023年9月19日
- 当ホームページを公開しました。
- 2023年8月28日
- 「広島大学のSDGs取り組み事例」のページに当共同研究講座が紹介されました。
- 2023年8月2日
- 当共同研究講座の開所式を実施しました。
☆マナック(株)プレスリリース
☆「トピックス」ページ
- 2023年7月1日
- 「先進セルロース材料共同研究講座」が開設されました。